私は鍼灸師として約10年病院に勤務し一月に約350人程の患者様の身体を診ておりました。
主に肩こり・腰痛・五十肩・膝関節痛・頚椎症
・肘関節痛・頭痛・腱鞘炎・耳なりなどの整形外科疾患を中心に治療をしておりました。その経験を基にSmoothでは保険治療では行えない時間をかけた身体の治療をさせていただきます。体の全体のこりをとり、本来あるべき状態へ体の調整を行い、免疫力を高め皆様の健康のお手伝いが出来るよう施術をさせていただきます。
鍼をすると何がいいのか？手だけではダメなの？など鍼をされた事がない方は疑問を持たれる方も多いかと思います。
まず、鍼をすると体のリラックススイッチが入るので体がリラックスします。そして凝り固まった体を手だけでほぐすよりも、鍼をしてからほぐす方がこりが取れやすくなります。腰や肩の手の届かない深い部分の筋肉のこりも取る事が出来るので、こりがスッキリとれて効果が長く続きます。などなど、鍼をする意味とはこのような事があげられます。

また、頭の鍼って何がいいの？…という疑問にも簡単にお応えさせていただきます。
「身体凝りは頭から」と言っていいほど頭の影響は大きいです。体の司令塔は脳ですね。脳は頭の中にあります。だから、頭をほぐす事が体全体のこりをとれやすくなることへ繋がります。
体の不調、睡眠不良、肩こり、首こり、眼精疲労など頭皮鍼の効果はさまざまです。何だかスッキリしない、疲れが取れない、眠れないなどでお悩みの方は頭皮鍼も是非お試しください。頭皮鍼には頭のマッサージも付属します。

鍼って痛いの？癖になるの？
鍼について人と話をすると、「鍼って痛い」とか「癖になるんでしょ？」と言われて残念に思うことがあります。
鍼は手技によって「刺された時の痛み」を軽減することが可能です。刺すときに痛ければ、患者側はリラックス出来ませんので、なるべく無痛に近づけるよう心がけて鍼を刺すようにしています。

又「癖になる」というのも、本当はそうではありません。体の「疲れ」や「痛み」を例に出します。疲れや痛みは、長期間放置しておくと体の感覚は鈍くなり、疲れや痛みを感じ取りにくくなります。そうして放置しておいた結果、「ぎっくり腰」や「頭痛」などのように大きな「痛み」として現れるのです。鍼や整体などで治療をして「疲れ」をリセットすると、自分の体の「疲れ」や「痛み」を敏感に感じれるようになります。「疲れ」や「痛み」とは体が出している異常信号です。異常に気がつけば、早い段階で治療を受けようと思い治療に行きます。それが「癖になる」と言われてしまう、本当の理由なのだと僕は思います。

鍼灸治療ってどんなこと？

鍼治療は、江戸時代から日本では行われている伝統的な医術の１つです。体には12経絡といってツボの配列された道のようなものがあります。その流れに異常が生じて気血が滞ると体に異常をきたすというのが東洋医学の考え方です。そこに、鍼やお灸をして刺激を加えて滞った気血の流れを改善して体の不調を整えるものが鍼灸治療になります。鍼灸というのは、厚生労働相に認可を受けた国家資格を有する医師と鍼灸師のみが扱える治療方法です。
また、WHOにも鍼によって刺激を受けた神経繊維が内蔵に刺激を与え痛み止めのホルモンが分泌し鎮痛効果が得られると言う論文が認められています。昔は、伝統的な東洋医学の１つとしてなんとなく良いと言われて来たものが、現在はきちんとしたデータにより、治療効果が認められ、世界的にも広まっています。
鍼治療に使われる鍼には、金、銀、ステンレスなど種類がありますが、今は使い捨てのステンレス鍼が多く使われています。smoothでも、この使い捨ての日本製のステンレス鍼を使用します。使い捨ての鍼を使用するため、感染症等の感染の危険性はありませんので、安心して治療をうけてください。